昭和15年野々市町家並み地図を掲載

 野々市公民館が平成17年2月に発行した「聞き書き 野々市よもやま話」(全501ページ)に収録されている「野々市町家並み地図(昭和15年頃)」をボランティアガイドで使用する参考資料として掲載させていただきました。

 地図の掲載ページはこちら

 「聞き書き 野々市よもやま話」のお問い合わせは、野々市公民館(中央公民館内)までどうぞ。(076-248-0521)

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新発見野々市若者タウン 金沢工業大学と周辺探訪

 昨年11月から始まった、第2回ののいち「里まち」ガイド養成講座(9回コース)が順調に開催されています。

 今回の講座では、毎回野々市の特産品や話題の商品を試食することにしており、これまで、のっティどら焼き、やわらかおやきのっティぷリン、大根寿し、ヤーコンジャム、ichi椿酵母パンなどの味を体験しました。

 2月5日(日曜日)の午前中に開講した6回目の講座は、「新発見野々市若者タウン」と題した実技として、金沢工業大学の扇が丘キャンパス内を見学しました。
 案内していただいたのは、当里まち倶楽部の顧問でもある金沢工大産学連携機構事務局の竹内諭さん。

 日曜日のため見学できる場所が限られていましたが、プロジェクト活動を行う拠点の夢考房、55万冊の蔵書を誇るライブラリーセンター、24時間自由に使用できる自習スペース、レストランや売店が入る福利厚生施設などを2時間かけて廻りました。

 大学キャンパスは、郵便局や診療所、保育所も配置され、普段は6千人以上の学生や教職員が息づきパワー溢れる「若者の街」ですが、当日はひっそりとして落ち着いた雰囲気の「休日の街」を体験することができました。

 その後、受講生たちは高橋町のチャンピオンカレー本店を訪れ、野々市発のカレーの味と満腹感を体験しました。(〇ップ!!)

 なお、最終回の9回目講座は、3月17日(土)、18日(日)に開催されるののいち椿まつりの当日に「椿まつりと旧北國街道ガイド体験」を実技として実施します。
 これは、加賀百万石ウォークと共催した講座となっており、一般の方も参加できますので詳しくはこちらをご覧ください

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そして「里まち」

 そして「里まち」  ののいち里まち倶楽部会長 帆苅宏典 

 里山、里海が世界的テーマとして広がりをみせる今日、私たちは野々市市が田園都市としての性格を保ち、学園都市として発展するように願いを込めて「里まち」という造語で表現した。そして新市誕生に先駆け、平成22年、22名が参加して「里まち倶楽部」が発足した。

 石川県観光ボランティアガイド連絡協議会の熱心な活動からすれば遅きに失したと言えるが、これも県内で最も狭い行政区で、山も海もなく、観光要素に乏しい顔の見えない町という潜在意識があったためとも思える。しかし、イベント会場で町の姿を表現する子どもたちの言葉に触発され、平成21年、有志4人が動き始めた。

 郷土史を辿れば縄文、白鳳時代などの国指定史跡や重要文化財があり、自然、歴史、文化、農業、商工業をはじめ、地名の由来となる地域形成への先人の功績と伝承が輝いて見えてくる。

 この史実を市民が共有し認識を深め、誇りとすることで「故郷(ふるさと)愛」と絆が強まると考えた。倶楽部も2期目に入り、新たに大学生、ビジネスマン、職業女性ら12人を里まちガイド養成講座に迎えた。

 古代から白山大道と北陸道(北国街道)の交差地として、人、物、情報が交流する「市(いち)」で成長した里まちは、今では商業売上高が県内第2位の「市」となり性格を顕著にしている。

 市民憲章の具現化を求め、大学と共栄し、椿十徳の教訓を生かし、市民との協働で美しく調和のとれた、住みたい「市」に発展することを願いながら、おもてなしの心で一歩一歩の活動を続けたい。

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石川県立大学とのマップ共同プロジェクト

 1月23日(月曜日)、英訳の第一弾が完成しました。これから、地図に入れられるか、サイズの調整が始まります。というのも、一般的には、日本語を英語にするとスペースが必要になるからです。地図に収まりきらない場合には、残念ながら、短くしなければなりません。ののいち里まち倶楽部に作業が戻ってきました。

 県立大学では、昼休みを使って報告会の相談をしています。「う~ん、この部分はどうしよう・・」あと約1ヶ月。時間があるようで、来週からの期末試験が徐々に始まり、なかなか慌ただしい。


 1月26日には石川県立大学にローズハルマン工科大学の学長ご一行が来訪。学生たちの交流を大学もバックアップ。
 野々市市でも完成マップの活用方法を検討してくれています。

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本町通りまち歩きマップの英語版を作成中!

石川県立大学の学生たちが、
野々市市本町通りまち歩きマップの英語版を作成中!

 ののいち里まち倶楽部は、この秋、「本町通りまち歩きマップ」を作成しました。

 今度は、そのマップを、石川県立大学の学生11名とアメリカのローズハルマン工科大学の学生10人が共同で英訳してくれることになりました!
 学生たちはまず、本町地区を歩くことから始めました。2011年10月31日(月曜日)の午後に、水毛生家の美しい庭、照台寺の巻物などを、説明してもらいながら、本町地区の歴史に触れました。

図1 里まち倶楽部のガイドの話を熱心に聴く学生たち

図2 水毛生家の美しい庭を眺めながら説明を伺う学生たち

 大学に帰った学生たちは地図の各部分をそれぞれ分担し、インターネット上の掲示板で、アメリカの学生と意見を交換しながら、英語訳を作り上げていきました。(図3)

図3  インターネットを通したやりとりで英訳作業が進行

 
 アメリカにはない、日本独自の物やシステムに適切な単語をあてはめるのは、なかなか骨の折れる作業。例えば、公民館の訳語は?Public Hall ? Community Center? どちらもあっているようで、少しニュアンスが違うような・・・。
 さらに、地図に載せるので、長い説明は入れられません。より近い訳語を日米の学生が相談。英語を母語としない日本の学生と、日本文化を知らないアメリカの学生が、やりとりを重ねて、2011年末までに、第一案を完成させました!

 年末年始は教員がグループ間での訳の違いの調整やニュアンスの違い等をチェック。日米の教員も頑張っています。(図4)

図4 あっちとこっちが揃っていないのをチェック!

 2012年の年明け。

 学生はそれぞれの部分について、英語訳に関する助言をもらいました。「なるほど!」
2月下旬には、アメリカの学生たちが来日し、一緒に英訳作業をした日本の学生たちと初対面の予定。約3日間の合宿中、最終日には、今回英訳したマップを手に持って、本町地区を歩いてみる予定。
 今は合宿の準備も入ってきました。グループ分け、役割分担などの説明にも力が入ります。

図5 「○○をする人、手を挙げて」

 さらに、2日目には、両大学の学生から、プロジェクトの報告とともに、里まち倶楽部に英語版まちあるきマップを贈呈する予定です。贈呈式、報告会は日本語と英語で行われますので、学生たちは原稿作りに追われています。(1月中旬)

 

図6 報告に盛り込む項目はどれにしようかな?

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