1月13日(日)、里まち倶楽部の会員など21人は、「金沢市の”まいどさん”に習う」と題したボランティアガイドの自主研修を行いました。
里まち倶楽部のメンバーでもあり、”まいどさん”でボランティアガイドを務めるHさんを講師として、金沢市のにし茶屋街、長町界隈、主計町界隈、ひがし茶屋街などを廻り、案内のポイントや技術的要素などを学びました。
今回のコースは、金沢観光の目玉ポイントであり、メンバーのなかでも何度か訪れているところ。見慣れた町並みですが、あまり知られていない沢山の薀蓄がHさんから語られる度に、メンバーからは感嘆と感心の声ばかり。
研修会ということを忘れ、すっかり観光客気分になっていたメンバーもいたようですが、この研修を企画したNさんからは、次のような感想が寄せられました。
・にし茶屋街、ひがし茶屋街にあるボランティアガイドの活動拠点施設では、常にガイドが数名待機して、観光客の対応をしています。まちの観光情報(チラシやパンフレット)を置き、まちの歴史や文化に関する資料が展示されるなど、お客様の休憩場所と観光情報提供の場として気軽に利用できる雰囲気でした。
・ガイドは「建物やまちなみが素晴らしい」と話をするのではなく、お客様とのコミュニケーションを通して「まちの魅力を伝える・感じる・楽しむ」ことが大事だと思いました。
・複数のポイントを巡る場の見学時間の配分、道路での安全確保、団体で行動する場合のお客様との距離の取り方など、ガイドとしての大切な心構えを教えていただきました。
・今回の研修を通して、ガイドとして必要なことがたくさん学べたと思います。参加したメンバーから「すごくお手本になった」と感想があり、「ご案内はお客様に楽しんでもらうことが一番である」ことを実感できた有意義な研修であったと思います。
・今後はこのような研修を通して、ボランティアガイドとしてのスキルアップはもちろん、商店や地域住民との連携した魅力的なまちづくりのあり方、まちの魅力の発信の仕方などを提案・検討をしていきたいと思います。