第2回観光ボランティアガイド北陸大会 参加報告

2012年8月1日(水)、2日(木)の両日、第2回観光ボランティアガイド北陸大会が、南砺市南砺農業会館を中心に開催されました。第1日目に3名の会員が参加し、下記のとおりレポートが届きましたので掲載いたします。

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観光ボランティアガイド北陸大会 参加レポート
2012年8月3日 帆苅宏典、濱田陽子、上野弘子

2012年8月1日(水)、2日(木)の両日、第2回観光ボランティアガイド北陸大会が、南砺市南砺農業会館を中心に開催された。
参加団体は、福井県8団体、石川県13団体、富山県11団体の合計32団体。

一日目、8月1日(水)は、午後1時から受付を開始し、1時30分から市内5コースに分かれて、目的地別視察が実施された。
地元で準備したマイクロバス6台と金沢まいどさん一行の大型観光バス1台に分乗し視察。参加者41名が4班に分けられ、それぞれに2名のガイドが配置されたが、ののいち里まち倶楽部の3人は、第5コース「信仰と木彫りの里めぐり」に参加しコースを視察した。
視察終了後「よいとこ井波」(まちの駅)に4班が集まり、班別にガイド2人を司会、記録として懇談会を開催した。同時に市全体としてのアンケート、井波ガイドについてのアンケート記入も行われた。
この席では、同市の観光協会から冷コーヒー、ソフトクリーム、各種の土産お菓子(4種)、包袋などのお土産が提供された。出席者一同、そのサービスに感嘆しきりだった。
視察出発時にも炎天下の視察を考慮し、凍らせたスポーツドリンク1本づつが配られ「溶かしながらお召し上がりください」とキメ細かい配慮がみられた。

午後5時30分、メイン会場に全員が集合し開会式が開催された。南砺市からは市長はじめ幹部が4名出席。参加3県からも関係者並びに観光プロデューサーなどが出席し、力を入れている姿勢が感じられた。事実、市長は挨拶の中で、新たに予算を設定し、観光計画に加えて「交流観光まちづくりプラン」を策定することを決定したと語られた。
交流人口増加による地元経済の活性化は、観光推進の前に、人の出会いによる交流の推進、交流が生み出すリピーターの力を求めて観光に結びつけていくと熱く語られた。

ここで5年後の椿サミット開催計画を考える時、野々市市としての総合的な対策、部課の枠を超えた一本化された計画、庁内を横断的に連携させた組織づくり、人づくりからはじめ、市民協働による受け入れ態勢を確実に充分に整えることが求められる。

<問題点>
・会場への誘導標示案内が殆ど無いに等しい。
*県外から車で参加する場合、残念ながら初めて訪れる人、街を知らない人は迷ってしまう。事実我々3名も迷い、3回電話を入れて会場へ。その前に2ケ所で店員や住民に道を聞いている。「カーナビがある」「知っているだろう」を前提とした案内は不親切である。
・会場内並びに受付周辺等に関しても案内標示が少ない。口答での案内も不足。

<良い点>
・但し、井波地区の様々な表示、案内看板は工芸的に統一され、美しく、標示板を見てまわるだけでも面白い。
・視察先の工房をはじめ地元の人々の受け入れ態勢が非常に良かった。
・ガイドさんが地域別に専担し、よく勉強している。案内の態度も良い。
・懇親会の食事、飲み物、余興など、非常に手厚いもてなしだった。
・参加者をグループ別に分ける際に、リボン(テープ)を色別に配布し、所属グループを間違うことが防がれた。ブルー、ピンク、赤、金色(テープ状のリボンを自分で結ぶ)
・着席テーブルは、参加コース別に色紙で色別し、箸の下に敷いていた。但し、説明が遅れ(案内不足、下手)、理解し、席につくのに迷う人が多かった。

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日程
第1日目 8月1日(水)13:00~20:00
13:00~13:30  受付
13:30~14:00  市内各地へ移動
14:00~17:00  現地視察、地域情報交換会
17:00~17:30  メイン会場へ移動
17:30~18:00  開会式
18:00~20:00  親睦会

第2日目 8月2日(木)9:00~11:30  *不参加
9:00~11:00  「なんとde語らんまいけ!!」大座談会
11:00~11:30  閉会式

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